約7割の夫婦がセックスレス?ママに嫌われない”4つの心得”を産婦人科医が解説
2026.04.01
妻がセックスをしてくれなくなった……。パパよ、諦めるにはまだ早い! 産前産後の妻のカラダを学び、日常サポートと正しい知識で、最高の「夫婦のセックス」を再開・維持する心得を解説していこう。
1.日本人夫婦の7割が直面する「セックスレス」の構造
2.心得1 妊娠中もセックスはできる ママの無理のない体位で
3.心得2 産後のママは満身創痍 再開のタイミングには配慮を
4.心得3 性欲全開は厳禁 まずは軽いスキンシップから
5.心得4 挿入をゴールと思わない 性生活の定義を拡張せよ
6.夫婦の性生活を豊かにするTENGAのオススメアイテム
Q. 最近、妻との夜がご無沙汰です。セックスレスから脱出する方法を教えてください!
A. 挿入をゴールと思わずに、セックスのハードルを下げてみてはどうでしょう。
日本人夫婦の7割が直面する
「セックスレス」の構造
テンガヘルスケアが運営するメディア『おとなセイシル』によると、既婚者の約7割がセックスレスまたはその傾向にあると回答している。主な原因の1つとして、文化や国民性に基づく特有の住環境が挙げられる。「川の字」で寝る習慣や住宅の狭さによる音漏れの懸念など、性交渉を避ける要因が多い。また、共働きによる疲労に加え、動画配信サービスなどの多様な娯楽の普及により、夜間に夫婦で向き合う暇がないことも大きな要因である。根本には、妊娠・出産を機に、性生活に関する夫婦の対話や要望のすり合わせができていない問題がある。
そして、家族の意識が強まり異性として接することができなくなる「ママ化・パパ化」問題。これは、家事・育児の負担が一方へ偏っていることで、セルフケアの時間が取れていないことが要因の1つであるため、分担を見直すことは性生活においても重要だ。短いキスやハグからスキンシップを積み重ねるのも良い。セックスでは「ここが気持ちいい」「あなたのこれが好き」など、互いの性的嗜好を開示し、ポジティブな言葉を使って褒めて伸ばす対話を意識することで、お互いに安心感を持ち、継続的な性生活が可能となる。
心得1 妊娠中もセックスはできる
ママの無理のない体位で

妊娠中の性交渉は主治医の許可があれば基本的に継続可能だ。しかし、性感染症予防や感染リスク低減のためコンドーム着用は必須。体位に関しても、例えば「背面側位」など、お腹を圧迫しないよう、妻を支えたり抱え込んだりする方法を試すのが安全な場合もある。特に、妊娠後期は、妻のケアを最優先にするのが鉄則だ。妻が性欲を感じない場合は無理強いせず、自身の性欲はTENGAなどのアイテムを活用し、マスターベーションで解消するなど、セルフケアが求められる。
POINT
妊娠中でも性交渉をしたい人もいればしたくない人もいます。夫婦ともにしたい場合は、ご自由に。あまりしたくなくてもどちらかがしたい場合、妊娠中も時々は性交渉がある方が、セックスレスになりにくいと思います。(今井先生)
心得2 産後のママは満身創痍
再開のタイミングには配慮を

出産後の身体は全身のダメージがかなり大きく満身創痍の状態。また、ホルモンバランスの乱れにより、性欲が減退したり、膣内も濡れづらく痛みを感じやすい変化があるため、性行為の際は、潤滑ゼリーを使用するなどの配慮が欠かせない。先に妻がオーガズムに達すると、身体が性的なモードに切り替わり濡れやすくなる他、挿入もしやすくなる傾向がある。妻のクリトリス刺激や愛撫を優先することで、結果的に夫婦双方にメリットをもたらすことを知っておくとよいだろう。
POINT
出産後早期のうちは、腟が損傷している状態です。挿入にこだわらず、クリトリス刺激で妻をオーガズムに導くことが、性交渉再開への近道となるかも。(今井先生)
心得3 性欲全開は厳禁
まずは軽いスキンシップから

産後の女性は母性が目覚め、性感帯である胸も赤ちゃんのための神聖なものとして、性的な接触に抵抗感を持つ場合もある。愛情を求めたいときも、性欲全開で一方的に近づくのは嫌悪感を持たれかねないため厳禁である。まずは、マッサージやハグといった「ストレート過ぎない軽い触れ合い」から始めることが重要だ。日々の生活の中でスキンシップを積み重ね、「家族」だけでなく「男女」としてつながっているという感覚を互いに認識することが、性生活再開への第一歩となる。
POINT
産後直後はとにかく1日1日をこなすのに必死です。赤ちゃんのお世話であっという間に時間が過ぎてしまうので、なかなかそのような気持ちにならないのが現実です。その中でいかに夫婦間で気持ちの良いコミュニケーションを取れるかがこの時期の大事なポイントだと思います。(古川さん)
心得4 挿入をゴールと思わない
性生活の定義を拡張せよ

育児中心の生活が始まると、疲労と時間の制約から性生活が遠のきやすい。レス化を防ぐためには、「セックスは夜にするもの」「挿入をしなければ性交ではない」という既成概念を捨て、子どものお昼寝中や寝室ではない場所で楽しむなどフレキシブルなタイミングやシチュエーションを検討するべきだ。前戯から挿入・射精までのフルコースを目指すのではなく、軽い触れ合いや部分的な刺激だけでも、セックスと定義する柔軟な発想を取り入れてほしい。
POINT
セックスというと挿入や射精がゴールというような考え方を持っている人も少なくないと思いますが、そうとは限りません。そのような思い込みは正しい性教育を学ぶ機会がなかったのも原因かと思います。「おとなセイシル」のような正しい知識を得られるウェブサイトなどを夫婦でシェアしてみるのも良いかもしれません。(古川さん)
夫婦の性生活を豊かにする
TENGAのオススメアイテム
TENGA ORIGINAL VACUUM CUP

妊娠中などパートナーと性交ができない時期の強い味方。特殊なバルブ構造により生まれる驚異のバキューム効果とくびれ形状で、濃密な快感を提供する。自己解決で妻へのプレッシャーを減らし、性欲を健康に保つための定番アイテムだ。¥850(税込)/TENGA(テンガ)
MOIST CARE GEL

産後、妻の濡れにくさや痛みをサポートするために欠かせない。本製品は潤滑ゼリー業界唯一の医薬部外品(※2019年10月自社調べ)であり、炎症を抑える成分を配合しているため、安心感が高い。お部屋に置いても違和感のないデザインで、片手で扱えるキャップ付き。¥1,210(税込)/TENGAヘルスケア(テンガヘルスケア)
iroha petit

産後、性的刺激への抵抗感が強い妻のために。98%水分の新感触と舐められているような優しさで、気軽にプレジャー体験を提供できる。お手入れ不要な使い切りアイテムのため、プレジャーアイテム®初心者も試しやすく、夫婦の性の再開を後押しする。¥630(税込)/iroha(イロハ)
※プレジャーアイテム®は株式会社TENGAの登録商標です。
℃-STONE

性欲が薄い妻を、まずは心身ともにリラックスさせたい。最大約44℃まで温まる電子ホットストーンを、肩や背中に当てる本格ホームスパで愛情を伝えよう。温活にも最適で、夫婦の間に温かい触れ合いを生み出し、自然なスキンシップへの足がかりとなる。¥9,900(税込)/CARESSA(カレッサ)
HOT MASSAGE GEL OIL(オリーブ)

肩や腰を揉む際に身体がじんわり温まるのを実感できる温感成分配合で、スキンシップを目的としたマッサージをさらに心地良く。スキンケアまで行えるジェルオイル美容液。℃-STONEと併用すれば、妻の心を解きほぐし、自然に性的なムードへと誘うサポートが可能だ。¥3,300(税込)/CARESSA(カレッサ)
SVR

カップルのコミュニケーションを深めるスマートバイブ。装着時のナチュラルなフィット感とパワフルな振動で、お互いに深い刺激を与え合える。挿入にこだわらない「時短SEX」にも最適。二人が同時に満足感を得やすく、性生活をより深く刺激的なものへと進化させる。¥5,800(税込)/TENGA(テンガ)
教えてくれた人
今井 伸

泌尿器科医、SRHケアクリニック静岡院長。男性不妊や性機能障害を専門とし、性機能専門医・生殖医療専門医として幅広く活躍。著書に医学的に正しい性知識を説いた『射精道』(光文社刊)がある。
古川直子

助産師。虐待問題などを学んだ後、助産師として都内の産婦人科病棟に勤務。2019年TENGAヘルスケアに入社し、性教育WEBメディア「セイシル」の立ち上げに携わる。男女間の性のコミュニケーションサポートに注力している。
製品問い合わせ
文/竹治昭宏
イラスト/アサミヤカオリ
RANKING
MAGAZINE
PRESS


