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「対等」よりも「主従」で子育て夫婦円満

子育て夫婦における「対等」とは、いつも同じ立場・役割というのではなく、「いざというときに、仕事よりも子供や家のことを優先する担当」に就く機会を平等にするということ。

妻のスムーズな社会復帰は父親次第

国を挙げてイクメンだとはやしたてても、男性の育休取得率が上がらない。
http://biz-journal.jp/2014/06/post_5108.html

産後の妻が職場に復帰した直後は、保育園から子供が熱を出したと連絡があったら、久しぶりの仕事でテンパっている妻ではなく、父親が迎えに行くほうがいい。それを見越して、妻が職場復帰する直後の数週間は業務量を減らすなどの策を予め講じておけばいい。育休のようにゼロか百かにするのではなく、動きやすい体制を整えて待っておけばいいだけだ。それくらいの調整なら、”できるビジネスマン”ならできるんじゃないだろうか。そのような呼びかけをするだけでも、母親が社会復帰しやすい世の中になっていくと思う。

……というようなことを、前回のこのコラム「育休取得よりも大事なこと」
https://fqmagazine.jp/13514/oota4/
で書いた。今回はその続きとして、先日「育休明けのドタバタを乗り切る夫婦のチームビルディング」という講演で話した内容を記しておく。

正社員同士の子育て夫婦に潜むリスク

上記、要するに、「いざというときに、仕事よりも子供や家のことを優先する担当」ということを予め決めておこうということだ。生活の中で起こり得るさまざまな想定外やエアポケット的な事象に臨機応変に対応する役割を明確にしておくということ。妻が育休明けでテンパってしまいがちな時期には、夫が「いざというときに、仕事よりも子供や家のことを優先する担当」になりましょうという話。

育休明けのドタバタを乗り越え、子供も保育園生活になじんできたら以降は、夫婦お互いの仕事の波などを話合いながら、「この時期はオレが『いざというときに、仕事よりも子供や家のことを優先する担当』になるね」みたいなことを臨機応変に決めればいい。大事なのはいざというときに、「オレ無理!」「ワタシも無理!」みたいにならないようにすること。そのために予め「育児家事における主従」を決めておきましょうということ。

共働きでも、一方が正社員で一方が非正規雇用だったりすると、自ずと「育児家事における主従」が決まってしまうことが多いので、そのような諍いになりにくい。正社員である夫が仕事を優先し、いざというときには非正規雇用の妻が保育園の急な送り迎えに対応するというようなパターンが現状では多いだろう。(実際は非正規雇用者は、休めばその分だけ収入が減るし、シフトの穴を空けるというのは、それはそれで肩身の狭い思いをするのだけど。正社員のほうが、突然休んだって収入は基本的に守られるんだから、正社員の夫がそういうケースに対応する方が本当は理にかなっているとは思うのだが、社会常識はそうではない。それもどうかと思うのだが……)

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