HR担当者が注目すべき新指標。東京大学とアクサ生命が提示する、人的資本を可視化する「ウェルビーイングスコア」
2026.05.07
東京大学とアクサ生命は、企業の人的資本を数値化する新指標「ウェルビーイングスコア」を発表した 。施策の効果を客観的に検証し、従業員のエンゲージメントを高めるための強力な指針となるだろう。
1934年の日本団体生命創業以来、全国511の商工会議所等とのパートナーシップを通じて、日本の経済を支える企業の発展と従業員の福利厚生に深く寄与してきたアクサ生命。世界52の国と地域で培われた知見を活かし、人々の「ライフマネジメント®(人生を経営する)」を支える同社は、今、人的資本経営の新たな地平を切り拓こうとしている。
2026年3月24日、東京大学未来ビジョン研究センターとアクサ生命は、2年間にわたる共同研究の成果として、企業の非財務情報である「人的資本」を独自の算出方法で数値化する新指標「ウェルビーイングスコア」を発表した。
「感覚」を「数値」へ。HR施策の効果を最大化する客観的な評価指標
ワークライフバランスや健康経営の推進において、多くのHR担当者が「施策の効果が定量化しにくい」という課題を抱えている。この新指標は、従業員一人ひとりのウェルビーイングを包括的に測定し、企業全体のパフォーマンスとの関連性を定量的に示すものである。
スコアが高い企業は、低い企業と比較して離職率の抑制や労働生産性の向上において優位性を示すことが大規模データにより実証された。
戦略的な人的資本経営と、持続可能なワーク環境の構築
本指標の導入により、企業は自社の課題を客観的に把握し、エビデンスに基づいた改善策の策定が可能となる。これは、優秀な人材の獲得・定着に直結する戦略的な人的資本経営を実現する一助となるだろう。東京大学は、本指標を通じて産学官連携による研究成果の社会実装を深化させ、活力ある未来社会の実現に貢献することを目指している。
ウェルビーイングスコア:従業員の健康状態や働きやすさを人的資本の主要構成要素として捉え、経営成果との相関を数値化する新指標。
持続的な成長戦略:データに基づき従業員のエンゲージメントを向上させ、労働力減少社会においても企業の永続的な発展を目指すアプローチ。
従業員とその家族の「健やかな暮らし」を経営の核に据えることは、これからの時代の企業価値を定義する新たなスタンダードとなるだろう。
客観的なデータに基づきウェルビーイングを推進することが、企業の持続可能な成長と活力ある未来社会を創り出す。
DATA
名称:ウェルビーイングスコア
共同開発:東京大学未来ビジョン研究センター、アクサ生命保険株式会社
発表日:2026年3月24日
主な活用シーン:健康経営の効果検証、人的資本の情報開示、採用・定着率の改善
公式サイト:https://www.axa.co.jp/company/hpm/#!
文:PARENTS Well-being編集部
参照元:2026年3月24日 プレスリリース「東京大学とアクサ生命が共同開発 企業の人的資本を可視化する新指標『ウェルビーイングスコア』を発表」より
画像引用元:アクサ生命公式サイトより
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