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「男性育休白書 2026」 発表!企業で働く男性の育休取得実態調査を読み解く!【積水ハウス】

積水ハウスは企業で働く男性の育休取得実態を探る「男性育休白書」を2019年から発行しており、9月17日に2026年版が公開された。今回はその育休白書から男性育休の実態について触れていく

男性育休白書とは?

積水ハウスは2019年より、男性の育休取得をよりよい社会づくりのきっかけとしたい、との思いから、9月19日を「育休を考える日」として記念日に制定し、男性育休を考えるプロジェクト「IKUKYU.PJT」(以下、「本プロジェクト」)を毎年実施している。2026年のプロジェクトには195の企業・団体のが賛同し、その数は過去最多となる。

「男性育休白書 2026」は全国の働くパパ・ママ約9,000人を対象としたアンケート調査をもとに、男性育休に関する意識実態を明らかにしたものであり、今回の白書では、取得率向上によるポジティブな変化とその先に見えてきた課題を調査。より良い育休期間とその後の日常につなげるためのヒントを紹介している。

未就学児がいる家庭の男性育休取得率39.6%

今回の男性育休白書によれば、男性の育休取得率は2019年の11.3%から年々伸長し、今回は39.6%と約4割が取得したことが記されている。育休取得日数の平均は27.2日と昨年(21.5日)より5.7日増加。育休取得の平均日数は2024年に36.1日と長期化したものの、2025年には21.5日と減少しているとのこと。背景には、一度にまとめて長期間取得したり、必要なときに適宜取得するなど、各家庭の都合に合わせて取得しやすい状況が浸透してきたことが考えられる。
 

 

2019年~2026年 男性の育休取得によるポジティブな変化

男性の家事・育児関与度の調査データは男性による自己評価は79.3ポイント、女性による夫の評価は63.9ポイントとあり、2019年のデータと比較するとポジティブな変化が見られた。また、男性の育休取得後の意識の変化を、2019年と2026年で比較してみたところ、「夫が子どもと一緒によく遊ぶようになった」は、男性側の自己評価、女性から夫に対する評価ともに10ポイント程度増加しており、「他の保護者と積極的にコミュニケーションをとるようになった」についても、男性の自己評価が約10ポイント上昇している。

これらのことから、この8年間男性の育休取得環境が改善されたこともあり、2019年と比べ、育休取得日数や取得率に加え、男性の育休取得の「質」が向上していることが伺える。
 

 

よりよい育休にするために向き合うべき課題 「心のワンオペ」の実態

調査データでは「子どもの予定を把握する」「忘れ物がないよう準備する」「家族の体調や機嫌に気を配る」などの予定管理・先回りの判断を要する“見えない家事・育児”を充分共有できず、一人で抱え込むことで精神的な孤立につながることを「心のワンオペ」と呼称し、この実態にも言及した。

“見えない家事・育児”の負担感は、男性52.3%と2人に1人、女性74.5%と4人に3人が負担を感じており、家事・育児で孤独を感じた経験に関しては、男性35.4%に対し女性は67.7%とおよそ2倍という調査結果が記されていた。
その他の調査から、心のワンオペの原因となる”見えない家事・育児”の負担は、単に男性が育休を取得する「だけ」では軽減されないことも判明した。
 

 

 

「心のワンオペ」解消に向けたヒント
夫婦間コミュニケーションの重要性

男性育休白書ではこの「心のワンオペ」解消に向けたヒントも提示。「家庭内でのコミュニケーションに対する満足度」などの調査結果から、「心のワンオペ」は、男女どちらかに問題があって起きるものではないこと。そして、夫婦間で役割や気持ちをお互い共有し合うことが、“見えない家事・育児”の負担感や家事・育児の孤独感を軽減し、「心のワンオペ」解消にもつながるのではないかという推測が記載された。
 

 

決定!「男性の家事・育児力全国ランキング2026」

男性育休白書では毎年、男性の家事・育児力調査を行っており、独自に設定した指標を元に数値化し、都道府県ごとに集計している。今年の結果によれば、全国1位は「高知県」(179点)、2 位は「福島県」(176点)、3位は「栃木県」(175点)となった。
 

 
さらに詳しい調査結果については男性育休白書2026特設ページに掲載されている。気になる方はそちらも参照していただければ幸いだ。


画像引用元・参照:男性育休白書2026
文;PARENTS Well-being編集部

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