子どもたちに手渡したい未来のヒントがここに―ユニクロが支援する「難民映画基金」

ユニクロが創設パートナーとして継続的な支援を行う「難民映画基金(The Displacement Film Fund)」の第1弾助成5作品が、2026年10月開催の東京国際映画祭にて日本初上映されることが決定した。また、カンヌ国際映画祭では第2弾の助成対象となる5名の監督も新たに発表。忙しい日常の中でも美意識を忘れない親たちへ、映画という表現が持つ力と、本質的なWell-beingのあり方を問いかける。

「Made for All」の理念を掲げ、20年以上にわたりグローバルな難民支援を続けてきたユニクロ。その歩みは衣料の寄贈や店舗での雇用にとどまらず、近年では国際的な文化支援へと地平を広げている。「映画には人々の意識を動かす力がある」という強い信念のもと、人間の尊厳や移動の記憶を記録する表現者たちの活動に深く寄り添ってきた。

2026年5月18日、カンヌ国際映画祭にて、ユニクロが支援する「The Displacement Film Fund(難民映画基金)」の第2弾短編映画制作助成の対象者5名が発表された。これに合わせ、世界の国際映画祭で高い評価を得た第1弾の助成5作品が、2026年10月開催の東京国際映画祭(TIFF)にて、待望の日本初上映を迎えることが明らかになった。

スクリーンが呼び覚ます共感、世界を旅する5つの物語

2026年のロッテルダム国際映画祭(IFFR)でワールドプレミアを飾り、会場を満席にするなど大きな反響を呼んだ第1弾の5作品。シリア、ウクライナ、イラン、アフガニスタン、ソマリアといった背景を持つ才能豊かな監督たちが、フィクションからドキュメンタリーまで、それぞれのパーソナルな体験を濃密に反映させた映像世界である。これらは単なる社会課題の提示にとどまらず、驚きに満ちた映画的な冒険として私たちの感性を揺さぶる。

世界の不確実性と対峙しながら紡がれた美しい物語は、私たちのありふれた日常に新たな視点を与えてくれる。

パートナーとして未来を見つめる、ユニクロの哲学

2025年、ケイト・ブランシェット氏らとともに立ち上げられたこの基金に、ユニクロは創設パートナーとして毎年10万ユーロの寄付を継続している。服を通じて、そして文化を通じて、より多くの人々に避難民の物語を伝え、世界の課題への関心を深めたいという一貫した哲学が存在する。親となった私たちが、子どもたちに手渡したい未来へのヒントがここにある。

The Displacement Film Fund:避難を余儀なくされた映画制作者、あるいはその経験を描いた実績のある制作者を助成・支援する基金である。

PEACE FOR ALL:ユニクロが展開するチャリティTシャツプロジェクト。2026年3月末時点で世界累計1,000万枚を販売し、寄付金総額は30億円を突破している。

日々の慌ただしさから少しだけ離れ、この秋は劇場の暗闇の中で贅沢な知の探究に身を委ねてほしい。そこで得る心の震えや深い共感は、明日からの家族との時間を、より豊かで奥行きのあるものへと変えていくはずだ。

映画という強い力が促す前向きな変化を、私たちは東京の秋、スクリーンを通じて目撃することになる。

DATA

◯難民映画基金(Displacement Film Fund)とは
避難を余儀なくされた映画制作者や、その経験を描く映画制作者を支援・助成する基金である 。 2025年の第54回ロッテルダム国際映画祭(IFFR)にて、俳優で国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)親善大使のケイト・ブランシェット氏が創設を発表 。ユニクロ、マスターマインド、ドローム・エン・ダード、タマーファミリー財団、アマホロ連合が創設パートナー、ヒューバート・バルス基金が運営、UNHCRが戦略パートナーを務める 。 初年度(第1弾)はシリア、ウクライナ、イラン、アフガニスタン、ソマリア出身の監督による短編5作品を助成し、これらは2026年10月の東京国際映画祭(TIFF)で日本初上映される 。さらに第2弾の開始も発表され、新たな主要パートナーとしてアールティ・ロヒア氏およびSPロヒア財団が加わっている 。
詳細:https://www.uniqlo.com/jp/ja/special-feature/sustainability/displacement-film-fund

参照元:2026年5月19日 株式会社ユニクロ プレスリリース『ユニクロ支援の「The Displacement Film Fund(難民映画基金)」、第2弾短編作品助成監督をカンヌ国際映画祭で発表』


文:PARENTS Well-being編集部

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