【子育て夫婦のセックスレス調査】2人に1人が自覚。豊かな関係性を育むための「環境の再構築」とは?

ある調査から、子育て家庭の約半数がセックスレスを自覚している現状が明らかになった。その主な要因は感情のすれ違いではなく、日々の多忙による「疲労」にあるという。本記事では、お互いを異性として尊重し合う、豊かなパートナーシップを取り戻すためのアプローチを考察する。

<目次>
1.子育て夫婦のリアル:「1年以上なし」が最多という現状
2.約半数の女性が「セックスレスの自覚」を抱えている
3.レスをもたらす圧倒的な要因は、日々の「疲労」と「時間不足」
4.約62%の人が望む「関係性のアップデートと解消への願い」
5.豊かなパートナーシップがもたらす、日々の穏やかさとWell-being

 

育児支援サイトを運営する株式会社ベビーカレンダー(本社:東京都渋谷区、代表取締役:安田啓司)は、子どもが1人以上いる女性461名を対象に「夫婦の夜の生活に関するアンケート」を実施した。子育てと自身のライフスタイルを大切にする洗練されたシティペアレンツへ向けて、豊かな関係性を築くヒントを探る。

 

子育て夫婦のリアル:「1年以上なし」が最多という現状


子どもを育てながら、自分らしい心地よい暮らしを維持することは容易ではない。それは夫婦のプライベートな関係性にも影響を与えているようだ。
調査結果によると、現在のセックスの頻度について、「1年以上していない」という回答が27.7%で最多となった。一方で「週に1回以上」の行為がある家庭は全体の14.7%に留まり、定期的な営みを持つ夫婦は少数派であることが浮き彫りとなっている。

約半数の女性が「セックスレスの自覚」を抱えている


日本性科学会では、特別な事情がないにもかかわらず合意したセクシャル・コンタクトが1カ月以上なく、長期化が予想される場合をセックスレスと定義している。しかし、基準は個人の幸福度によって異なるものだ。
客観的な定義とは別に、自身がセックスレスだと感じているかを尋ねたところ、「感じている(27.8%)」と「やや感じている(22.1%)」を合わせて49.9%に達した。子育て中の女性の2人に1人が、夜の営みに何らかの不足や物足りなさを抱えているのが現状である。

レスをもたらす圧倒的な要因は、日々の「疲労」と「時間不足」

なぜ、これほどまでにセックスレスの自覚が高まってしまうのだろうか。その背景には、感情のすれ違いとは異なる、現代の親たちの切実な現実があった。
理由として圧倒的に多かったのは、「育児・家事で疲れている(56.8%)」という声である。これに「仕事の疲れ(42.8%)」や「時間・機会がない(39.7%)」が続く。一方で「パートナーへの不満(17.1%)」などの理由は上位に挙がっていない。つまり、相手を嫌いになったわけではなく、心身の余裕のなさが最大の障壁となっているのだ。

約62%の人が望む「関係性のアップデートと解消への願い」


多くの夫婦がこの現状を諦めているわけではない。「いつかは解消したい」と考えている前向きな姿勢もデータに表れている。
レスを自覚する層に対し、解消の意思があるかを尋ねたところ、「強く思っている」「いつかは解消したい」を合わせて約62%の人が解消を希望していることが分かった。パートナーとより深い絆で結ばれたいという願いは、多くの人の心の中に確かに存在している。

豊かなパートナーシップがもたらす、日々の穏やかさとWell-being


セックスの頻度が夫婦関係に影響していると感じる人は非常に多い。アンケートの自由回答からも、営みが単なる欲求充足を超え、精神的な充足感をもたらす重要な役割を担っていることが分かる。
「性生活が安定しているとお互いが穏やかでいられる」「パパママではなく、恋人のようにお互いを感じられる大切な時間」といった声は、特別な関係性を再確認し、心の平穏(Well-being)を保つために必要不可欠な要素であることを示している。

現状を打破するためのカギは、お互いの心身の余裕を取り戻す「環境の再構築」にある。
夫婦で休みを合わせて特別な空間へ出かけたり、子どもが早く寝るように協力し合ったりと、意識的に二人の時間をスケジュールに組み込む工夫が有効だ。家事の手を少し抜き、生活の優先順位を「夫婦」に向けてみること。こうした小さな変化が、二人の幸福度を高め、ひいては家族全体の豊かな未来へとつながっていくのではないだろうか。

DATA

株式会社ベビーカレンダー
発表日:2026年2月10日
調査概要:夫婦の夜の生活に関するアンケート
調査方法:インターネットリサーチ
調査時期:2026年1月21日〜1月25日
有効回答:1人以上お子様がいらっしゃる女性461名(妊娠中を除く)
引用元:https://baby-calendar.jp/


文:PARENTS Well-being編集部

参照元:2026年2月10日 プレスリリース「「1年以上なし」が最多! 子どもがいる夫婦のセックスレス事情。半数がセックスレスの自覚アリ!レスの原因から見えた解消のカギとは…? 調査結果を公開しました」より

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